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2026.05.01

「動き出す浮世絵ミュージアム GINZA」が2027年春、東京・銀座にオープンします

「動き出す浮世絵ミュージアム GINZA」は、これまでに国内外で累計50万人以上を動員したイマーシブ(没入型)アート展「動き出す浮世絵展」の集大成として東京・銀座に誕生する初の常設施設です。

「動き出す浮世展」は、2023年夏の名古屋での初開催以来、巡回展として開催順にミラノ(イタリア)、鹿児島、東京、台北(台湾)、福岡、高雄(台湾)、大阪、パリ(フランス)の国内5都市、海外4都市の合計9都市で開催し、50万人を超える方にご来場いただきました。

また、「動き出す浮世絵展」はクールジャパン官民連携プラットフォーム(事務局:内閣府知的財産戦略推進事務局)が主催する「CJPFアワード2025」プロジェクト部門において優秀賞を受賞したほか、アメリカの国際的なアワード団体であるIAA(International Awards Associate)が主催する「MUSE Creative Awards 2026」Experiential & Immersive - Exhibition Experience部門において金賞を受賞するなど国内外でその文化的価値や芸術性が高く評価されてきました。

開催を重ねるごとに進化してきた「動き出す浮世絵展」が、訪日外国人旅行者やラグジュアリー層をはじめ世界中から人々が集う東京・銀座を舞台に、最先端の技術と浮世絵の魅力を掛け合わせた日本文化の体験拠点「動き出す浮世絵ミュージアム GINZA」として生まれ変わり、日本が世界に誇る浮世絵の奥深さをグローバルに発信します。

時代を超えて世界を魅了し続ける浮世絵の傑作の数々がダイナミックに躍動し、実物の浮世絵や解説を通じて浮世絵の奥深さを学べる常設イマーシブ(没入型)アートミュージアム「動き出す浮世絵ミュージアム GINZA」に、ぜひご期待ください。

※所在地、オープン日、チケット情報などの詳細は後日発表します。

浮世絵とは

浮世絵とは、江戸時代に成立した木版画による日本の伝統的な絵画のジャンルのことである。
長く続いた戦乱の時代が幕を閉じ、徳川幕府が開かれると江戸に活気が生まれ、人々は発展や安定を感じられるようになった。戦乱の時代は「うきよ」とは辛く儚い世の中という意味であったが(憂世)、江戸の人々の心にゆとりがもたらされると町人を中心に「浮き浮き暮らそう」という明るい意味で「浮世」という言葉が広まった。明るい時代の幕開けと共に浮世絵は庶民など一般の人々に広まり、圧倒的なポップカルチャーになったのである。現在は芸術として高く評価され、非常に高価な印象を受ける浮世絵であるが、当時は現在で数百円相当の値段で安価に手に入り、浮世絵は人々の娯楽だけでなく当時の流行や人気者を描き、大衆メディアとしての役割も果たした。また、徳川幕府による参勤交代によって浮世絵は全国各地にもたらされた。浮世絵の対象は江戸の人々だけではなかったのである。

浮世絵は、美人画、役者絵、風景画、花鳥画、武者絵などの様々な題材が描かれ、浮世絵師の細部までのこだわりが感じられる色鮮やかで美しい色彩や自由度の高さが魅力である。浮世絵に使われた藍色は「ジャパン・ブルー」と呼ばれ、世界で高く評価されており、西洋画家にも影響を与えた。本展覧会では、当時の絵を再現した復刻版だけでなく、本物の浮世絵も展示している。色褪せてもなお、その鮮やかな色が目を惹く色彩の使い方に注目してみてほしい。また、独特の構図をもつ風景画や、現在のデザインにも通じるダイナミックな表現、ユニークな戯画、顔の美化表現など多岐にわたる発想と自由さも、浮世絵が時代を超えて評価される一つの要因であるといえる。

浮世絵は約260年続いた江戸時代から明治へ、絶えず進化し続けた。浮世絵は苦しい社会の中でも人々を明るく照らし、人々と共にあった日本が誇るべき文化である。文明開化後、写真技術や新聞などメディアの登場で、浮世絵は徐々に衰退したが、現在は芸術として捉えられ、浮世絵に影響を受けたアーティストも活躍している。

命を燃やし、筆を走らせ、技を極めた絵師が残した数々の浮世絵は現在も人々を感動させ続けている

空間体感!動き出す浮世絵展 NAGOYA